所属団体:NPO法人ふれあい塾あびこ理事長、我孫子の景観を育てる会会員、人形劇団くさぶえ主宰

(令和3年1月29日インタビュー)

 

-秋田さん、今日はよろしくうなぁ。さっそく聞いてみたいうなぁ。

-なんで市民活動を始めたうなぁ?

我孫子市に住んでいたけれど、都内で働いていたので地元の知り合いが少なくて、退職後は地元の友達が欲しいなと思い、市民活動フェア※1に行ってみました。そこで「我孫子の景観を育てる会」の活動に興味を持ちました。

その時はまだ仕事をしていたので、定年退職をした後、入会して地域活動デビューをしました。いろいろ活動をしていくうちに「ふれあい塾あびこ」の前理事長に誘っていただいて「ふれあい塾あびこ」にも参加しました。2つの団体に入会して、もう10年以上経ちました。

※1:平成12年から平成23年、市民活動団体や企業、大学などの様々な組織間の交流や多くの市民に市民活動を知っていただくことを目的に市民活動フェア実行委員会が開催した。

-活動を始めると仲間が増えていくうなぁ。

-現在所属している団体ではどんな活動をしているうなぁ。

「我孫子の景観を育てる会」では庭園公開、観桜会、我孫子のいろいろ八景探し、八景の発表コンサート、八景歩きなどを楽しんでいます。

「ふれあい塾あびこ」では、政治、趣味、健康、音楽、歴史や美術、文学など様々なジャンルの講座をしています。音楽講座では、目の前で演奏が聴けるのが魅力です。

-他にはどんな活動をしているうなぁ?

幼稚園の先生をしていた時、夏休み期間中、毎年仲間と地方に行って人形劇を保育園や児童館の子供たちに見せていました。出産を機に地方に行けなくなってしまって・・・

-それは残念うなぁ・・・

でも、仲間が自宅に来て人形劇を見せてくれることになり、それじゃあ近所の子供たちにも見せてあげようということにしたんです。自宅の窓をとっぱらって開放して、庭に椅子をたくさん並べた客席、スポットライト、蚊取り線香、舞台造りなど、みんなで準備をします。約40年、家族と仲間と「夏休みのお楽しみ」としてこの活動を続けています。去年はコロナウイルスの影響で残念ながらできなかったですね。

-家族みんなでやっているうなぁ?

夫は舞台設営と影絵をやっています。息子2人も小さい頃から当然のように手伝い、大人になった今も都内から見に来ます。

-長く続いていてすごいうなぁ。

1979年から40年以上続けています。私自身、ボランティアをしているという感覚は特になくて、自分とその仲間が好きなことをやっていて、それが広がってこういう形になっているので、とても楽しいです。人形劇、エプロンシアター、影絵など、なかなか生では観られないし近所の子供たちもとても喜んでくれました。

-これからどのように活動をしていきたいうなぁ?

今の3つの活動を中心に続けていきたいと思っています。我孫子市は市民活動が盛んです。「ふれあい塾あびこ」も「我孫子の景観を育てる会」も、それぞれ20年以上の歴史があります。先輩方の積み上げた財産を、知恵と力にして活動していきたいと思います。いろいろな方々と出会うことで学ぶことがたくさんあります。仲間として運営メンバーに加わって一緒に活動してくださる方を歓迎しています!

 

-地域にも知り合いが増えて、どんどんつながりが出来ているうなぁ!

-みんなも市民活動をやってみたらいいうなぁ。

そうですね。地域の団体と知り合える「市民のチカラまつり」※2のようなイベントに参加して、自分の興味がある活動の話をじっくり聴く機会を作ってみると、仲間が増えるかも知れませんね。私も活動をしていくうちに一緒に活動をしている方々が大変魅力的で、活動にも惹かれましたが、人に惹かれて活動を続けています。皆さんには、自分で時間を作って積極的に参加して欲しいです。

※2:我孫子市の市民活動団体が力を合わせ、行政・学校・企業・商店等多様な主体と連携しながら実施するまちづくり交流イベントとして実施。

たくさんお話を聞かせていただきありがとううなぁ。次回は、秋田さんからのご紹介で、「我孫子の景観を育てる会」会長の中塚和枝さんにお話を聞きに行くうなぁ。次回もおたのしみにうなぁ―。