宇野眞理子さんへのインタビュー


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(令和2年2月14日インタビュー)

-宇野さん、今日はよろしくうなぁ。さっそく聞いてみたいうなぁ。
-なんで市民活動を始めたうなぁ?
我孫子市に引っ越してきて、当時地域となんのつながりもなかったので、なにか関わりをもちたいと思い、いろいろな情報収集をしていました。子どもが生まれてリトミック教室に通うようになり、ママ同士のつながりができました。その中で不安に思っていることや困り事を、お互いに相談したり、助け合ったりという形が市民活動に発展していった感じです。
-なるほどうなぁ。日頃の付き合いが大切なんだうなぁ。
そうそう、そういう課題を共有する場を持てることが大事。間口を広げることってすごく重要だなと思います。年を重ねるほどに人とのつながりは厚くなっています。

-どんな思いで市民活動をやっているうなぁ?
市民活動をしていることが生きがいであり、ちょっぴり社会貢献もできて、楽しさを感じています。次の世代に少しでもいい形でバトンを渡したいという気持ちでやっていけているんだと思います。

-今はどんな活動をしているうなぁ?
現在、施設長をしている施設の、シニアスタッフの“横のつながり”を作るために始めた集まりを発展させて、一般社団法人を立ち上げることにしました。高齢者、子ども、障害者という枠をとっぱらった誰でも気軽に参加できるサロン活動を考えています。
-いろんな人が一緒に楽しめる場ができるうなぁ!楽しみうなぁ!
高齢者と子供が一緒に同じものを楽しむ場はなかなかないですからね。
また、柏にある自治会で、生活支援サービスのシステム作りをしています。ゴミ出し、ごみ集積所の資源当番、自宅の草取り、病院の診察券出しなどを自治会員の中からサポーターを募って自治会員の中でサポートし合う。働いている人が資源当番のために早退してくるのは大変じゃない?だったら時間のある高齢者が1回50円でやればいいよねって(笑)。自治会の中で困り事が解決できる仕組みができれば住みやすくなるかなと思います。
-すごいバイタリティうなぁ
あびこ市民活動ネットワークの活動をして、たくさんの市民活動を見て、関わってきたからこそできていること。何もしてこなかったらそういう発想には及ばないということもたくさんありました。そこはメリットとして感じています。

-市民活動に関わる人を増やす工夫はしているうなぁ?
例えば、なにかのイベントを開催するときに、会員とつながりのある「会員以外の方」に、チラシ配りをお願いしたりしています。「このエリアで10件お願いね」とお願いすると、皆さん快くやってくれます。このように会員以外の人を、できる範囲で、無理なく巻き込んでいくことがポイントですね。関わってくれた人を、運営側に引っ張り込む力も必要ですけどね。

-今後やってみたいことはなにうなぁ?
現在施設長をしている施設の空き部屋を使って、引きこもりの方々の支援をしたいと思っています。制度的にはなかなか難しいけれど、親から離れて生活をしてもらい、施設のお手伝いをしながら自分の存在を改めて見つめることで、自立の手助けをしたいと思っています。制度をいかにぶち壊せるかと、いろいろと模索しています。
-なるほどうなぁ。どうしてそこに着目したうなぁ?
今の時代、今の社会は、誰でも精神を病む可能性があるし、自分の責任ではないのに普通に生きていけない人もたくさんいます。そういう人たちに対して支援をするべきだと思っています。
根本的には、いろんな人が、ちょっとでも住みやすい社会ができればいいなと思っています。

たくさんお話を聞かせていただきありがとうございましたうなぁ。次回は、宇野さんからのご紹介で、「NPO法人ふれあい塾あびこ」理事長の秋田 桂子さんにお話を聞きに行くうなぁ。次回もお楽しみにうなー。